「くるみ割り人形」組曲行進曲


音楽というものを強烈に意識した、最初の体験(about 1970)。

確か幼稚園の運動会に流れていたBGMだったと、はっきりと記憶しています。運動会には、子供たちを鼓舞するような、自然と足をばたばたさせてしまうような曲が流れることがほとんどだけど、この曲は楽しかった運動会が終わって後片付けをみんなでしていた時に、クールダウンを促すように、静かに聞こえてきたような気がします。

たったたた、たった、たったったーん、たったたた、たった、たったったーん♪

あれ、本当に閉会の時に鳴っていたのかな?
これって「行進曲」なのに...(^_^;)。

でも、これが記憶の中の一番奥にある強烈な音楽体験。
クラシックとか、オーケストラとか、全然知らなかったけど、小さい耳はその優しい響きに惹かれていた。今でもクラシックはよく知らないけど(あと好きなのは、ドヴォルザークの「新世界」くらい?)、こんな素敵な曲が初めての実体験なのは、ちょっと自慢です(自己満足)。